チェコ(スロバキア)旅行記1992⑯~ブドヴァル!~

チェコ ビール旅行記

チェスキー・ブディヨヴィツェの街に到着しました。
きれいな街です。
一応それなりにヨーロッパは行ってる方だと思いますが、
その中でも、かなり好きな感じです。

少し歩くといきなりこんなものが。
41budvar
ここまでウルケルの緑色が多かったので、ブドヴァーの赤色は新鮮です。

42ceske
広場到着です。
こじんまりした広場でした。
でも、ガイドブックもないし、どこに行けばいいかも全然わかりません。
ひたすら“唯一の目的”ブドヴァー目指して歩き回ります。

43budvar47crown
あっ、ブドヴァー発見!
行くぜ!

44menu
店の前にあった、メニュー。
画像が悪くてスイマセン。

時間が中途半端だったので、お客さんは我々ともう一組だけ。

45pivo
ブドヴァー注いでくれてます。

46budvar
これがブドヴァー!
こちらの思い入れを全く受け止めてくれない、素っ気無いグラスがまた・・・

詳しくは覚えてませんが(13年前!)、ウルケルより華やかでした。
どちらかというと、ブドヴァー派?かな。
★10

こういう風景がきれいでした・・・
48ceske

この後、オーストリアに入国して、ザルツブルグに行きました。
その話はまたいつか。

ハイ、チェコ終了!
また行きてぇ~

ほな!

チェコ ビール旅行記

| | コメント (2) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1992⑮~チェスキー・ブディヨヴィツェへ~

チェコ ビール旅行記

ピルゼンを出て、車でブドヴァルの故郷、チェスキー・ブディヨヴィツェへ。
(この街、表記が色々あるんですが、とりあえず今回はこの表記で)

そうそう、「ブドヴァルの故郷」とかさらっと書いてますけど、インターネットなんか全然普及してない当時(1992年)、どこのガイドブックを見てもそんな情報ありません。

じゃあ、どこで知ったか・・・

当時、チェコ(スロヴァキア)観光局というのが青山のマンションの1室にあったんですけど、そこにあったA4サイズくらいの観光地図の裏にチェコの都市が4つ紹介されてたんです。
プラハ、ブラチスラバ、カルロビ・バリ、そしてチェスキー・ブディヨヴィツェ。
その紹介文に「・・・バドワイザーの故郷・・・」とあったんです。
情報それだけ。
よう行く気になるわ、と我ながら思います。
どこで飲めるかもわからない。
当然工場へ行くなんて夢にも思いません。
でも、行く。
そんな感じでした。

さて、旅に戻りましょう。
ピルゼンからブディヨヴィツェまでの道は大体こんな感じ。
40roadtobud
何だかタイヤのCMみたい。
レグノかなんかでありませんでしたっけ?

チェスキー・ブディヨヴィツェに着いたのは午後4時ごろ。
適当に車を停めて、市中心部を目指します。

チェコ ビール旅行記

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1992⑭~いよいよピルゼン!~

チェコ ビール旅行記

39pilzen
ついに着きました、ピルスナービール発祥の地、ピルゼンです。
街もこじんまりして、いい感じ。

まず向かったのは「ビール博物館」。
35pivo
が、が、が、何ということでしょう。
重たい木の扉を押しても引いても開きません。

休館日?
わかりません。

でも、入れないのは間違いなさそうです。
気を取り直して、次善の策を考えていると、隣がお店なのに気が付きました。
お昼時でお腹も減ってきたので、入ってビールを飲むことに。
36pivnice

が、が、が、何ということでしょう。
席がいっぱいで、座れません。
あきらめきれずに店内を行ったり来たりしていると、たまたま席が空きました。
ラッキー!神よ!(←大げさ)
37prazdroi

席につき、まわりの席を観察です。
メニューもないし、言葉が通じない状況では「指差し注文」するしかありませんから。

が、が、が、何ということでしょう。
お昼時にもかかわらず、誰も食事らしきものを取ってません!
えっ、何してるかって?
ビールですがな、ビール。
みんなひたすらビールを飲んでます。

そうこうしているうちに注文を取りにきました。
辛うじて言えたのは「ピーヴォ(ビール)、ツヴァイ!」だけ。
しかも「ピーヴォ」はチェコ語ですが、「ツヴァイ」はドイツ語。
何とも中途半端です。

来ました。
38pivo
いやぁ、ビールは美味かったぁ。
★10
でも、腹減ったぁ。

さぁ、これからチェスキー・ブディヨヴィツェだ!
(まだ昼飯食ってへんけど・・・)

チェコ ビール旅行記

| | コメント (2) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1992⑬~ヨーロッパ旅行史上最高の朝食?~

チェコ ビール旅行記

「ウ・フレク」で飲んだ翌日、プラハ出発の日(早っ!)。
4つ星ホテル「Pariz(パジーシュ)」での朝食です。
32breakfast31breakfast
今見るとそんなビックリするほど素敵じゃないんですけど、当時は貧乏旅行ばっかりでちゃんとしたホテルなんか泊まったことなかったですから。
こんな空間で、ビュッフェ形式だというだけで感激してました。
(可愛い時代もあったということです)

とにかく朝からひたすら食べまくった後は、食後の散歩。
と言うよりは・・・買物に出発です。
何としても買いたいものがありましたから・・・
ビールグッズ?・・・ではなく、カーステ修理用の道具。
前にも書きましたが、日本から持ってきたテープ(懐かしい!)がレンタカーのカーステに絡まっちゃったので・・・

プラハのデパート(らしきもの)の陳列棚の写真。
33depart
先の細いピンセットのようなものが欲しかったのですが、見つからず断念・・・残念。

ホテルに戻り、チェックアウト。
車でピルスナーの故郷、ピルゼンに向け出発します。
行く途中の道で、こんなものに出会ったりして・・・
34urquelle
否が応でも期待は高まるわけです。

で、次回いよいよピルゼンです。

チェコ ビール旅行記

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1992⑫~ウ・フレク~

チェコ ビール旅行記

カレル橋観光を終え、いよいよ夕食。
楽しみにしていた「U Fleku(ウ・フレク)」に向かいます。
当時はインターネットなんていう代物は無かったので、完全に手探り。
「黒ビールで有名」とガイドブックに書いてあったことだけが手がかりでした。

で、ついに到着。
22ufleku
人気店のハズが何故かガラガラ。
「ホンマにウ・フレク?」
不安がよぎります。

25uflekubeer
ビールを飲んで、不安は吹っ飛びました。
今でこそ、チェコスタイルのダークラガーはそれなりに飲んでますが、その原点はココ。
それまでの「黒ビール」のイメージとはかけ離れ、甘ったるくなくぐんぐん飲める香ばしさが印象的でした。
過去の記憶なんで美化されてる可能性無きにしも非ずですが・・・
★10

料理はこんな感じ。
24uflekufood
いかにもチェコ料理!
素敵!
ソースがビールに良く合うんです。

ここはバンドの演奏もありました。
26uflekuband
沢山の観客を前に、やる気満々の皆さん(笑)。

いやぁ、良かったぁ。
27ufleku
また行ってみたい度★5

帰りはひたすら歩いてホテルにたどり着きました。
28castle29clock

チェコ ビール旅行記

| | コメント (2) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1992⑪~カレル橋往復~

チェコ ビール旅行記

共和国広場でビールを飲んだ後、くねくねとした石畳の狭い道をぬけ、カレル橋に到着しました。
夕方なので、進行方向に夕陽が沈んでいきます。
20karel
ビデオをずっと回しながら対岸まで行き、ずっと回しながら戻ってきました。

21karel
帰ってきた頃にはだいぶ暗くなってきましたね。

さあ、いよいよ「ウ・フレク」です!!

チェコ ビール旅行記

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1992⑩~Hotel Pariz(ホテル・パジーシュ)~

チェコ ビール旅行記←到着するまでが読みたい方はコチラ

やっとのことで、ホテル・パジーシュに到着しました。
4つ星!当時の我々にとっては、大変な贅沢です。
10hotelpariz
エエ感じちゃいます?
2年前に来たときに泊まれなかったので、個人的には感慨ひとしおです。

07pariz
廊下も素敵です。

部屋のドアも。
08parizdoor

部屋に荷物を置いて、市内観光へ出かけます。

プラハは、ホント歩いて楽しい街です。
12cube15wallpaint
こんな建物ばっかりなんです。
建築好きにはたまんないです。

共和国広場到着です。
16tinchurch14cityhall

広場のカフェで休憩。
17cafe
あっ、パラソルに素敵なロゴが・・・

18cafebeer
ピルスナー・ウルケルです。
当然ですよね。
改めてみると、色が濃いですね。
日本のピルスナーとは全然違う!

プラハで、お外で、ピルスナー・ウルケルを飲む・・・
いやぁ、何というか・・・贅沢ですねぇ。。

チェコ ビール旅行記

| | コメント (4) | トラックバック (1)

チェコ(スロバキア)旅行記1992⑨~事件勃発?~

「Hotel Pariz(ホテル・パジーシュ)」へ車で向かっているとき、事件は起きました。
運転は私。
行かれた方はお分かりだと思いますが、プラハの街中ってあんまり車が入れないんです。
だから、左に曲がりたいなと思っても、左折禁止だったりして、知らないと思うように勧めないんです。
で、ある交差点をホテル方向に直進したんですが、
どんどんどんどん道幅が狭くなっていくんです。
路面電車(トラム)が並走している道路だったのですが、
どんどん狭くなって結局トラムの線路の上を走らざるを得なくなって・・・

気づいたら駅の線路上を走ってました、車で。
ホームで待ってる人たちの視線が痛かったです。
そらそうですよね。
ホームで電車待ってたら、東洋人が運転したフィアット・ウーノが走ってきたら普通びっくりしますよね。

ホームを通り抜けて、広い道に出たところでホッとしていると
パトカーがやってきました。
さすがに違反みたいです。
300コルナ(2,100円)払いました。
大したことない感じもしますが、向こうでは大金です。

とはいえ、強引にショートカットした甲斐があり、何とかホテルに到着です。
ホント、ホテルに着くのに苦労する旅行です。
(続く)

チェコ旅行記

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1992⑧~ブルノ→プラハ(ウ・カリハ)~

久しぶりのチェコ旅行記シリーズです。
シンヤ336さんから「チェコ旅行記が面白いです」と、うれしいコメントをいただきまして、また書かなアカンかな、と。
一人でも、読んでくれる人がいるならば、書きますよ。

さて、
ブルノを出た我々は一路プラハを目指します。
高速道路を快適に飛ばし、プラハに到着した我々が最初に目指したのはウ・カリハ
2年前にプラハに来たときも訪れたビアレストランです。
Kにとっては、ヨーロッパで初めての本格的な食事ですし、何より初の本格的チェコビール体験です。
近くの路上に車を停め、ウ・カリハへ。

私「何じゃ、この色!」
K「どうしたんや?」
私「何か店がどぎつい色になってんねん」
K「前来たときはこんなんやなかったんや?」
私「もうちょっと落ち着いとったけどなぁ。民主化の影響かなぁ」

ukalicha2
店内に入ると客は以前より空いていて、空席が結構あります。
にもかかわらず、強欲そうな店主(以前TVで出てました)に1人で来ていた日本人観光客と相席にさせられました。
ヤナ感じです。
その方はウィーン駐在で、プラハに観光で来られたとのこと。
いいですねぇ。
さて、ビールです。
ukalichabeer
私「どう?」
K「やっぱ、メチャ美味いなぁ」
私「そやろ、来てよかったやろ」
K「よかった、よかった」
何か、無理矢理言わせてる感、無きにしもあらずですが・・・
★9
ukalichacar

食事が終わり、車でプラハ城観光です。

坂の下にある駐車場“らしき所”に車を停め、駐車場係“らしき”人にお金を払い徒歩で坂を登ります。
到着した「プラハ城」はかなり見晴らしの良い所にあり、ここからの景色はプラハが「百塔の都」と呼ばれていることを実感させてくれます。
03fromcastle

聖ビート教会。
04beat

カフカが住んでいたという黄金小路。
06goldenlane

私がチェコビールに出会った記念すべき場所(??何か北朝鮮っぽいですね)などを観光した後車に戻り、憧れの4つ星ホテル「Hotel Pariz(ホテル・パジーシュ)」へ向かいます。
が、この後事件が!!
(続く)

思わせぶりすぎ。

チェコ旅行記

| | コメント (4) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1992⑦~ブラチスラバ城→ブルノ~

さあ、そろそろペースアップしていかんと。
終わるもんも終わらへん。

やっとのことで初日を終え、2日目。
この日の予定はブラチスラバ観光&プラハへの移動です。

起きると外は雨。
全くツイてません。
ホテルで朝食をとり、出発。
目指したのはブラチスラバ城です。
bratislavacastle
が、車での入口がよくわからず、雨もひどかったため、近くから見るだけで断念。
先を急ぎます。
(ブラチスラバに何しに来たんじゃ!)

スロバキアの首都ブラチスラバとプラハを結ぶ高速道路を北西に向かいます。
片側2車線のいわゆる高速道路ですが、車が全然走ってません。
たまに走ってても「スコダ」「トラバント」などの見たことない形の車ばかり。
当方一番安いクラスのレンタカー「フィアット ウーノ」ですが、抜きまくりです。
skoda

さっきまで降っていた雨もすっかりあがり、いい天気になってきました。

私「気持ちエエなぁ」
K「ホンマやなぁ。でも、テープが聞けたらもっとエエのに・・・」

おぼえていらっしゃる方はいないと思いますのでもう一度説明しますと、ウィーン空港からブラチスラバに向かう道で、カーステにテープが絡まって使えなくなっていたのです
ですから、このときのBGMは地元のFM。

私「わけわからんもんなぁ」
K「たまに知ってる曲かかるとメチャうれしいよなぁ」
私「でもかからんよなぁ」

brno
ブラチスラバからプラハに行く途中に、チェコ第二の都市ブルノがあります。
ガイドを読むと見本市がよく開かれるとのこと。
わたし的にはオートバイの世界グランプリが開かれる「ブルノサーキット」があるところ、といったほうが親しみありますけど。

さほど見たいものはありませんでしたが、ブラチスラバで何も観光しなかったのと、天気もよくなってきたので、観光することにしました。

適当なところに車を停め、プラプラと歩き出します。
チェコ第二の都市と言っても、他の有名な都市なんかと比べるとかなりこじんまりした感じ。
brnocitytram

歩いていると、教会を発見。
有名かどうかはわかりませんが、とりあえず入ってみました。
一応これまで数々の有名な教会を見ているので、正直「フ~ン」って感じでしたが、Kは違いました。
かなり興奮しています。
それもそのハズ、彼にとってははじめてのヨーロッパの街散策、初めての教会です。
色んなものを興味深げに見ています。

ヨーロッパで初めて訪れた街が「ブルノ」。
おいしいなぁ、K。
(ちなみに私は「パリ」。ありきたり・・・)

2時間くらい散歩したでしょうか。
車に戻ると、何故か警官が。
どうも停めてはいけないところに車を停めていたようです。
何事かをチェコ語で言ってますが、全然わかりません。
いい加減諦めたのか、罰金をとられることも、国際免許を見せることもありませんでした。
ラッキー。
「この手があったか・・・」

全然ペース上がってへんがな。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1992⑥~続続・ホテル・ブラチスラバは何処?~

またまたご無沙汰しましたが、前回の続き。
ビールブログで、まだ一滴のビールも飲んでない旅行記、誰か読むんでしょうか?

さて、ブラチスラバ中央駅に行ったはいいが、インフォメーションも見つからず、人に聞いても車で行く行き方を教えてもらえず、日はどんどん暮れていく・・・までが前回。

親切なおじさんが視界から消え、やっとバスの列から離れることができた我々。

K「どないすんねん、暗なってきたで」
私「大丈夫、何とかなる」

根拠ナッシングです。

キョロキョロしていると街の地図が掲示してあるのが目に入りました。

私「住所はわかってんねん、この地図でしらみつぶしに見つけよう」
K「それしかないんか・・・」
私「ええっと住所がSeberiniho 9って何て読むねん、コレ!」
K「読み方なんか何でもエエがな。セベリニホ、セベリニホ・・・」
私「そらそやな、セベリニホ、セベリニホ・・・」
K「無いなぁ、セベリニホ、セベリニホ・・・」
私「あきらめたらアカン、セベリニホ、セベリニホ・・・」

K「あったぁぁぁ!」
私「ホンマか!」
K「コレちゃうか」
私「ホンマや。でも最初にもらった地図と全然違うとこにあるなぁ」
K「そんなことどうでもええがな。で、どないしょ」
私「どないしょってって、この地図はがして持っていくわけにはいかんのやから、ここからの道を暗記するしかないやろ」
K「そやな。ええっと、今ここやから、東に向かって2つ目の交差点を右に曲がって、3つ目を左斜め前に行って・・・」

こんな調子で地図を頭に入れ、車に戻りました。
何といっても言葉に馴染みがないので、覚えづらくて・・・

K「そや!忘れんうちに買った道路地図の該当箇所に印付けとこ!」
私「ええアイデアやがな」
K「ええっと、駅の前の道を東に向かって2つ目の交差点を・・・・ここやここや」
私「なあなあ、そこの○にHの印ってホテルの印ちゃう?」
K「えっ?」
私「○にHって書いてあって、横にbratislavaって書いてあるように見えるんやけど」
K「あっ、ホンマや。もう印つけてくれてる、ラッキー」
私「ラッキーやないがな。最初から俺らの買うたこの地図よう見てたら書いてあったってこと?」

がっくしです。何時間無駄にしたことでしょう。
地図にしたがって進むと、当たり前ですがありました、ホテル・ブラチスラバ
bratislavahotel
だだっ広い駐車場にフィアット・ウノを停め、フロントへ。
一応三ツ星だけあって、今まで泊まってきた安宿とは違います。
両替所もあるし、高いけど。
hotelreception

部屋は、別に綺麗でもなければ広くもありませんでした。
fromroom
当初の予定では、街中に繰り出してビールを飲みながら夕食をとりたかったのですが、とてもそんな元気が残ってなかったので、ホテルのラウンジで2人でウルケル(ボトル)を飲みました。
瓶が茶色かったのが珍しかったかな。
firstUrquelle
★6

それだけかい、ビールの話。
次回へ続く。

オマケ
bratislavahotel

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1992⑤~続・ホテル・ブラチスラバは何処?~

ちょっとご無沙汰しましたが、前回の続き。

レンタカーでブラチスラバ市内に入り、ホテルを探すも見つからず日も暮れかけ、途方にも暮れかけていたところで思いついた打開策「駅へ行け!」、までが前回。
そんなこんなで目指したのが「ブラチスラバ中央駅」。
スロバキアの首都ブラチスラバの中央ですから、間違いないでしょ。

K「ホンマに駅に行けば大丈夫なんかなぁ」
私「大丈夫やって、2ヶ月ヨーロッパを列車でまわった俺の経験を信じろ」

bratislavastation

駅の近くにきたので、Kを先に降ろして駅のインフォメーションに行ってもらいます。
私は駐車スペースを探してからKの後を追って中央駅を目指します。
向こうからKが歩いてきました。
早速ホテルの場所の書いてある地図でも見つけたのでしょうか。

私「すぐ見つかったやろ、インフォメーション」
K「インフォメーションってなんやねん。そんなんあらへんぞ!」

エライ怒ってます。
ツーリストインフォメーションのない「中央駅」があるでしょうか。

私「わかった、俺が探す」
K「絶対無いって」
私「無いわけ無いやろ」

私が探せば一瞬で見つかるハズでした。
「i」のマークを探すだけですから。

無いんです・・・・
どこを探しても。
そんなアホな、です。

K「ホラな!」
私「・・・」
言ってる場合か!

念のため駅員に聞いてみましたが、わからず。
バス乗り場にいた人の良さそうなおじいさんに「ホテル・ブラチスラバ?」と聞くと、数あるバス乗り場の中から、あるバス乗り場を教えてくれました。
恐らくここからバスに乗れば着くんでしょう。

「ありがとう、やさしいおじいさん。でも俺達車なんだ!」

これが伝えられない。
必死でハンドルを回すジェスチャーで車できていることを伝えようとするK。
ハンドルのジェスチャーを見て、バスに乗れという俺の指示をわかってくれたと喜ぶおじいさん。

とりあえず、バスの列に並び、安心したおじいさんが視界から消えるのを確認してから再始動。
ヨーロッパの5月がいくら日が長いといっても、そろそろ暗くなり始めました。
ほんとにホテルは見つかるのか・・・

続きは次回。

まだ初日も終わってへんし、ビールも飲んでへんねんけど。
話長すぎ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

チェコ(スロバキア)旅行記1992④~ホテル・ブラチスラバは何処?~

前回の続き。

ブラチスラバ市内にレンタカーで侵入し、初めて遭遇した交差点は何と五叉路で路面電車ありです。
難易度高ぁ~。
とりあえず右斜め前方向の道に進みたいのですが、信号がいっぱいあってどの信号を見ればいいのか全然わかりません。
前方の信号が青になった気がしたので、注意しながらそろそろと進むと、歩道にいる人の視線が何故か集中。
私「行っちゃ駄目なの?」
K「駄目みたい」
だって青信号やと思ったんやもん。

くよくよしても仕方ないので、気を取り直してホテル探しです。
今回は学生時代のようにイチから探すわけではなく、今回は日本で既に予約済みなので楽勝なんです。
しかも、予約しているホテルの名前が「ホテル・ブラチスラバ」。
一応三ツ星です。
星付きのホテルなんてほとんど泊まったこと無かったので、期待大です。
そのホテルを予約したときにもらった簡単な地図(ホント簡単なんです)を頼りに進みます。

先ほどの交差点から数百メートル来ました。
このあたりに「ホテル・ブラチスラバ」があるハズなんですが・・・

私「そろそろあるんちゃうか、左側見て」
K「それが無いねん。停めてくれると有り難いんやけど・・・」
私「後ろにぴったりつかれてて、とても停められそうにないわ。ゴメンもうちょっと進むで」

やっとのことでUターンして再トライ。
私「そろそろちゃうか、今度は右側」
K「やっぱり見つからへんで」
私「ウソや、もうちょっとよう見て・・・ああ、通り過ぎてもうた」

さっきの五叉路を通り過ぎ、またUターン。
私「こんどこそ車停めるで」
K「頼むわ」

駐車違反かどうかは正直全然わかりませんが、なるべく迷惑のかからないような場所を発見しました。
私「ここでエエやろ」
K「やっと見つけられそう」

車から降りて「ホテル・ブラチスラバ」を探します。
が・・・無いんです。
いくら探しても見つかりません。
意を決して地元の人に英語で話しかけますが、全く通じません。
ただ、「ホテル・ブラチスラバ」という単語だけは分かるらしく、しきりに「タクシー、タクシー」と言ってくれます。
恐らく「タクシーで行きなさい」てなとこだと思うのですが、こっちは車なのでそうも行きません。
ただ、「車だから行き方を教えてくれ」と現地語で言えないだけです。

一旦諦めて車に戻って作戦会議です。
K「どうしよう・・・もうすぐ日暮れるで」
私「う~ん・・・そや!駅行こ!駅!」
K「駅なんか行ってどないすんねん」
私「駅には必ずインフォメーションがあって、そこでタダの地図とかもらえんねん。きっと英語を喋れる人もおるし、道かて教えてもらえるかも知れん。何か調子出えへん思てたら、駅行ってなかったんや!」

少し光明が見えてきましたが、エエ加減長くなってきたので、次回へ続きます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1992③~いきなりブラチスラバへ~

unoそんなこんなで、出発の日がやってきました。
成田からオーストリア航空でウィーンへ。
現地に着いたのは確か午後の3時過ぎ。
空港の売店でチェコスロバキアの道路地図を購入し、AVISで手続。
借りた車は一番安いクラスのフィアット・ウーノです。
ちっちゃいです。
ドアなんかペラペラです。

まず海外運転経験者(イギリスですが)である私がハンドルを握り、いざ出発。
右側通行に戸惑いながらも幹線道路に出て、一路スロバキアの首都ブラチスラバに向かいます。
最初は無我夢中だったのですが、30分ほど運転していると、だいぶ余裕が出てきました。

toblatislava私「そろそろ行きますか?」
K「行っちゃう?」

何のことかわかんないと思いますが、この会話を補足すると

私「(余裕も出てきたので、日本でこの旅行のために編集したカセットを)そろそろ行きますか?」
K「(そうやそうや、このために編集して20本も持ってきたテープのことすっかり忘れてた。景色もいい感じやし、そろそろ聞きたいなぁ)行っちゃう?」

ってことなんです。
いやぁ、それはそれは素晴らしかったですよ。
もともと洋楽系(特にイギリス系)が好きだったので、ヨーロッパの風景の中で聴く音楽は格別でした。
ところが、30分ほど聞いたあたりで異変が起きました。

キュルキュルキュル~・・・ガチャ!

wakameカセットが止まりました。
慌ててテープを取り出すと、テープがビロビロビロ~ッと。
テープが絡まったようです。
ボールペンを使って何とか取り出そうとしましたが、思うに任せません。

そうこうしているうちに国境が迫ってきました。
高速道路の料金所のような感じです。
ドイツ語で何か聞いてきてますが、よくわかりません。
とりあえずパスポートとAVISでもらった書類を全部渡しましたが、パスポートだけ必要だったようで、レンタカー関係の書類は返されました。
電車で越える国境と同様、パスポートに一通り目を通すとパスポートを返してくれ、国境通過です。

border「やったぁ!」
何とかなるとは思っていたものの、いざ越えると嬉しいモンです。
が、目を前方に向けるとまた同じようなゲートが。
どうもさっきのゲートはオーストリアの出国ゲートで、次にあるのはチェコスロバキアの入国ゲートじゃないですかね。
国境係官が何やらチェコ語で聞いてきましたが、まったくわかりません。
パスポートを渡して、英語で「I can speak only English.」とだけ言ってニコニコ笑っていると、「行け!」といった感じで手を振ってくれました。
今度こそ本当に国境通過です。

blatislava大きな川を越えると、ブラチスラバの町です。
初めての街中での運転です。
これまでの一本道とは違い、いきなり遭遇した交差点は五叉路です。
しかも路面電車あり。
さあ、どうする。

次回に続く。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

チェコ(スロバキア)旅行記1992②~いかにしてKはチェコ行きを決断したのか~

同期入社のKがビール界に足を踏み入れたキッカケは、私と一緒に西馬込のビアハウスに行ったことでした。

私もKも色々なビールを飲み、ビールの奥深さに触れ、どんどんはまっていきました。

そんなこんなで1年が経ったころ、どちらからともなく
「5月ごろ一緒にどっか(海外)行こっか?」
てな話になり、
「やっぱチェコかなぁ」
とKが言ったのがチェコにビールを飲みに行く直接のきっかけです。
(ここ大事です。私ではなく、Kが言ったんです。私が強引に誘導したわけではありません)

そんなこんなで決定したチェコ(スロバキア)・オーストリア旅行ですが、
実施までには色々な困難がありました。

<困難1>情報が無い
今でこそインターネットで簡単に世界中の情報が手に入りますが、
当時はそんなもんありません。
主な情報源はガイドブックでしたが、
これだってビールのことについてはほとんど書いていません。
当時青山のマンションの一室に「チェコスロバキア観光局」があり、
そこに行ってパンフレットなんかを集めたりもしました。
それでも全然わからないので、結局は行き当たりばったりでした。

<困難2>車が借りられない

ウィーン国際空港でレンタカーを借りるつもりで、
以前イギリスで借りたことのあるHertzに電話して予約をしたまではよかったのですが、
念のため聞いた次の一言でひっかかりました。

私「チェコスロバキアにも行きますけど、いいですよね?」
ハ「チェコスロバキアに入国されるのであれば、お貸しできません」

ゲゲッ、です。
今回は車でまわること自体が目的の一つだったので、諦めるわけには行きません。
AVISに電話をしました。

私「チェコスロバキアにも行きますけど、いいですよね?」
エ「少々お待ちください・・・・チェコスロバキアについては、行ってはいけない国のリストには入っていません」
私「(まわりくどい言い方しよんなぁ)と言うことは、いいと言うことですね」
エ「ですから、行ってはいけない国のリストには入っていない、ということしか申し上げられません」

どうも、「自己責任」のようで、今思うと良く行く気になったな、と思います。
とは言え、貸してはくれるみたいなので一安心です。

<困難3>給油できない?
チェコスロバキア観光局でもらった、リーフレットの中に
「Driving in Czechoslovakia(英語)」と題されたものがあり、
あまりに今回の目的にぴったりなので、辞書を引き引き熟読したところ、
次のようなことが書いてありました。

「チェコスロバキアでのドライブは、海外からの観光客にとって非常に魅力的である」

なるほど。

「何と、○○○○箇所のガソリンスタンド全国にあり、そのうち無鉛ガソリンを給油できるものが△△箇所もあります」

ん?無鉛ガソリン?
旧社会主義国では有鉛ガソリン車(東ドイツ製のトラバントなど)が主流だ、
という話は聞いたことありましたが、そこまで無鉛ガソリンにやさしくないとは思いませんでした。
だってチェコスロバキア全土に数十箇所しかないんですよ、無鉛ガソリンスタンド。
1つスタンドを見逃すと、もうアウトって感じです。
でも行くことにしました。
根拠は無かったのですが、大丈夫な気がして。

でもこの辺の困難については、Kには事前には話しませんでした。
Kには
「ヨーロッパでドライブ?大丈夫やって、俺イギリスで運転したことあるもん!」
「チェコ語わからへん?余裕、余裕。俺一回行ったことあるもん!」
などと言って、安心してもらう事を第一に考えました。
だって正直に言ったら行かなくなりそうでしたから。
嘘も方便って言いますやん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1992①~はじめに~

入社2年目の1992年、2回目のチェコ(スロバキア)旅行に行きました。
前回のチェコ旅行と違うのは、ビールが目的であること。

予定していたイベントは
・ブラチスラバでビールを飲む
・プラハ(ウ・カリハ&ウ・フレク)でビールを飲む
・ピルゼンでビールを飲む
・ピルゼンでビール博物館を見学する
・チェスケ・ブジェヨヴィツェでビールを飲む
いいでしょ~。
そそられるでしょ。

この後、オーストリアに移動して、ザルツブルグ、ドナウ河下り、ウィーンを楽しむ予定。
全体で8泊10日。

こんな旅行に同行してくれたのは、いまやビールの相棒K。
Kはこの時点でいったことある外国は確かシンガポールと香港とLA。
普通行かへんでしょ、チェコスロバキア。
この後彼とはベルギー・ドイツ、イングランド・スコットランドと
合計3回ヨーロッパに行くのですが、
現時点(2005年)で、彼のヨーロッパ経験はこれらが全て。

ということは・・・ですよ。
3回もヨーロッパ行ってるのに、パリも
マドリードも
ローマも
ヴェネツィアも
ミラノも
フィレンツェも
バルセロナも
ロンドンも
(一緒にイングランドに行ったときはロンドン行ってないんです)
行ったことないんですよ。
あり得へんでしょ、普通。

続きはぼちぼち書いていきます。
よろしくお願いします。
次回はどのようにKをチェコ行きを決断させたかを予定しています。
まだまだチェコは遠いです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

チェコ(スロバキア)旅行記1990⑬~ウ・カリハ~

遅まきながらビールの虜になった我々は、昼食を食べるため「ウ・カリハ」を目指しました。
トラムに乗ったので、所持金は1コルナ減って、483コルナ(約4,300円)。
残り全部使ってビール飲んでやる覚悟です。

さて「ウ・カリハ」。
「地球の歩き方」に乗ってました。
ビールが美味しいことはもちろん、
ハシェックという作家が常連にしていたことで有名なレストランだそうです。

席につくとメニューが渡されました。
昨日の体験があるボク達はこれだけでも、ほっとします。
ビールと肉料理を頼みます。

ukalicha3
店内はかなり賑わっています。
壁にはハシェックの作品に関係あるらしい絵が、落書きのような感じで描かれています。
昨日の店とうって変わって庶民的な感じです。
とてもとてもいい感じです。

ビールがきました。
ちょっとずんぐりした形のジョッキです。
ukalichabeer
私「美味しそうやなぁ」
T「ホンマやねぇ」
私「美味いねぇ」
T「ビールってこんなに美味しいんやなぁ」

驚いたのは飲干したら、頼んでもいないのにお代わりを持ってきたこと。
(現在はどうか知りませんが)

私「おいおい、いきなり持ってきたで、頼んでないのに」
T「帰りたなったら、うっかり飲干されへんな」
私「美味いからエエけど、まずかったら怒るで」
T「ホンマやな」

結局、ビール1リットルと肉料理とザウアークラウトを食べて59コルナ(約530円)。
ウソみたいに安いでしょ?
でもホントなんです。
★10

これで残金は424コルナ(約3,800円)。

01
腹一杯になったので、歩いてヴァーツラフ広場へ。
ちょっと喉が渇いたので、通り沿いにある高級ホテルのラウンジでティータイムです。
02europa
普段しませんよ、こんなこと。
オレンジジュースとケーキ(!)を食べて、19コルナ(約170円)使い、カレル橋へ。

途中の土産物屋でポスター2枚と写真(額付き)を、
それぞれ30コルナ(270円)、110コルナ(990円)で買い、
何とか残金265コルナ(約2,400円)まで減らしましたが、この辺が限界です。
(ビールグッズとか買えばよかった、と今になって思いますが、後の祭りです)

カレル橋を往復し(昨夜と違い、すごい人)、
トラムに乗って荷物を預けたホテルへ戻ります。
ホテルの兄ちゃんにチップ(10コルナ!)をあげ、太っ腹なところを見せ、
またトラムで中央駅へ。この時点で残金253コルナ
コインロッカーに荷物を預け(4コルナ)、
ブダペストまでの夜行の予約(4コルナ)をしたところで、夕方になりました。
まだ245コルナもあるので、また高い店に行ってもよかったのですが、
無駄使いにそろそろ疲れてきたので、美味しかった「ウ・カリハ」を目指します。

着いてビックリ、満員です。
あきらめて、少し歩いたところにあったレストランに入り、
ビールはもちろん、ステーキなんかをデザート付きで食べました。
お代は73コルナ(657円)。

この後、駅でお菓子を少し買い(18コルナ)、
チェコスロバキアでの全消費が完了しました。

最終残金が154コルナ(1,386円)。
Tは、私より沢山土産を買ったので、小銭しか残っていませんでした。

燃え尽きました。
お金を使うのがこんなに難しいなんて・・・

この後、無事夜行でブダペストに着いたのですが、
両替所で並んでいると、見慣れたコルナをカウンターに出している人が・・・
駄目もとで私も出したところ、あっさりフォリント(ハンガリーの通貨)に。
何だったんでしょう。
強制両替させながら再両替可能なんて、おかしいですよね。
でも再両替できたんです。
ホント、何だったんでしょう。
無知ってイヤですね。

さて、ダラダラと書きなぐってきた「チェコ旅行記1990」ですが、
これで終わりです。
次は「チェコ旅行記1992」で会いましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1990⑫~今度こそビール?~

チェコ2日目かつ最終日(早っ!)。
この日のテーマは2つ。「現地通貨コルナを使い切ること」「ビールを飲むこと」(しょぼっ!)。

ホテルに荷物を預けた我々はすっかり乗りなれてきたトラムに乗ってプラハ城へ。
1コルナ使い、残金525コルナ

城内のカフェでハンバーガーとオレンジジュースの朝食をとり16コルナ(約150円)使い、
郵便局で切手2枚と絵葉書を買い13コルナ(120円)使いました。
ウンウン、順調に減ってるぞ。

聖ビート教会、カフカの家がある黄金小路を観光し、
ちょっと喉が渇いたので、近くのレストランに入るとメニューにビールがありました。
午前中からビールを飲むなんて、メチャメチャ贅沢です。

係が来たので、指を2本出し
「ピーヴォ!」と注文しました。

ほどなく2杯のビールが運ばれてきましたが、
見た目は全く日本で飲むビールと変わりません。
ちょっと泡が多いかな?というくらいです。

Tと私はほとんど同時にグラスに口をつけ、
その直後、ほとんど同時に叫びました。
「何コレ!?全然ちゃうやん」
(訳:何ですか、これは!全然違うじゃないですか)

泡が上唇に当たった瞬間から全然違うんです。
粒子が細かいと言うか、まろやかというか。
ベルベットのようなというか、え~と、え~と。

もういいですか?

とにかくそれまで体験したことがない感触でした。

液体部分も飲みました。

「メチャクチャ美味いな」
(訳:とっても美味しいね)

見た目は日本のビールとほとんど変わらないのに、
色んな味がして、炭酸もキツくないので飲みやすくて。

振り返ると私のビール好きはここがスタートです。
今思えば、何の変哲もない観光客向けのレストランでしたが、
ここで飲んだビールの味は、一生忘れないという気がしないでもないような感じがします。
って、どっちやねん!
(訳:どっちなんですか!)
★10

遅ればせながらチェコ滞在2日目にして初めてビールの美味さをしった我々。
あと半日でどれだけ飲めるか・・・

それはそうと、ここで飲んだビールは
1杯12コルナ。何と110円。冗談でしょ。

午前11時時点で残金484コルナ(約4,400円)。
すでにお腹いっぱいです。

どうやって、使いきる、俺!(オダギリジョー風に)
(続く)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1990⑪~いよいよビール?~

レストラン「金の鹿」で食べまくった我々は
神戸外大の女子2人と別れ、美味いと評判のビールを飲むため、
カレル橋方向に歩いていきました。

しかし、美しい街です。
石畳で覆われた道路をオレンジ色の街灯が照らしています。
道路が微妙な曲線を描いているため、見える景色が刻一刻変化するのがいい感じです。
午後9時過ぎくらいだと思いますが、あまり人影はありません。

薄暗い中に酒場らしきネオンを見つけました。
近づくと結構満員で、立って飲むスペースすら見つけづらい状況だったので次を目指します。

酒場発見。また満員。

酒場発見。また満員。

エエ加減疲れてきました。
まだビールに目覚めていなかったボクは、ここでくじけてホテルに帰りました。
今思えばもったいない話です。
結局チェコ初日はビール飲まずじまいでした。

そうそう、トラム代がかかったので残金は526コルナ(約4,700円)になりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1990⑩~デザート&会計~

前回の続き。

ステーキを食べ終わった我々のところに、
テーブル係がやって来ました。

係「デザートはいかがですか?(英語)」
私「もちろん、いただきます(英語)」

ここに来るまでに、都合1ヶ月以上ヨーロッパを旅して来ましたが、
デザートを注文したのは初めてです。
何せ、今日の我々は昨日までの我々とは違い、
使わなければいけないお金を持ってるわけですから。
贅沢せなアカンのです。

係「じゃあ、言うよ。ペラペラペ~ラペラ・・・アイスクリーム・・・(英語)」
もういい加減このスタイルの注文になれてきたボクは、
「アイスクリーム」という単語を聞き逃しませんでした。

私「アイスクリーム!」

T「ミートゥー」
女子①「ミートゥー」
女子②「ミートゥー」

もう、ツッコむ気力もありません。
みんな仲良くアイスクリームを食べよう!

係「コーヒーはどうなさいますか?」
私「エスプレッソ!」

T「カフィ」
女子①「ティー」
女子②「ティー」

おいおい!ここまできたら、最後もみんな一緒にエスプレッソ飲もうぜ!

さてさて。
アイスクリームもコーヒーも大変美味しゅうございました。
いよいよ会計です。

私「会計お願いします(何故かドイツ語)」
係「かしこまりました」

ここで猛烈な不安が私を襲いました。
全部口頭で頼んだため、値段の見当が全然つきません。
物凄く物価が安い前提でバンバン頼んでいましたが、
もし高かったら・・・
所詮現在の手持ちは702コルナ(約6,300円)。
「何でも持ってこい、金ならある」と言うには
あまりに少ない金額です。

係「こちらです」

金額を書いたメモがきました。

700 と書いてあります。

ええっーと、700ドルのワケないから、これはきっとコルナやぞ。
700コルナっちゅうことは、1コルナ約9円やから
700かける9で、6,300円
うわぁ、ギリギリだぁ、って
これ4人分やん。
慌てない、慌てない。
6,300円わる4で、一人1,575円

エーッ、一人1,575円

安ぅ~。
ワインも前菜もステーキもコーヒーもデザートも込みの価格とは信じられません。

これで残金は一気に減って527コルナ(約4,700円)。
よ~し、これから飲みにいくぞぉ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1990⑨~ミックス&ステーキ~

前回の続き。

メニューのない店で、何とか「ミックス」「ステーキ」のオーダーに成功したボク達。
ソ連(現ロシア)のトンデモ話に耳を傾けつつ、料理を待ちます。

「ドン」
大きな音とともに直径40~50センチはあろうかと言う大きな銀の皿が
いきなりボク達のテーブルに置かれました。

私「でっかいなぁ~」
T「チーズとハムのミックスかぁ」

そうです、「ミックス」とは各種チーズと各種ハムの盛り合わせのことだったのです。
しかし、立派です。
薄く切られた様々なチーズとハムが
てっさ(ふぐ刺し)のようにきれいに並べられています。

私「オードブルにしてはメチャ多いなぁ」
T「4人いてるから、何とかなるんとちゃうかなぁ」
私「そっ・・・」

「ドン」

もう一皿来ました。
どうやら1皿で2人前のようです。
テーブル中、チーズとハムだらけです。

私「ちょっとこれは無理ちゃう」
T「でも美味いでこれ。お前も食べてみ。」
私「ホンマや、結構美味いなぁ。これやったらいけるんちゃうか。」
と、一瞬思ったものの、甘かったです。
とても食べ切れません。
いや、食べようと思えば食べられたのですが、
この後「ステーキ」が来る事を考えると、とてもとても。
泣く泣く、まだチーズとハムが4割くらい残った皿をさげてもらいました。

すると、向こうのほうから銀色の半球形の蓋を乗せた
いかにも高そうな料理を乗せたワゴンが近づいてきました。

「まさか?」

その、まさかです。
ワゴンは我々のテーブルの横でピタリと止まり、銀色の蓋が取られたと思うやいなや

「ボッ」
火がつけられ、火柱が上がりました。
派手な演出です。
まわりのテーブルの視線が釘付けです。
恐ろしいことに、これが1人前。
そう、都合4回も極東から来た汚い若僧4人のテーブルの横で
火柱ショーが行われたことになります。
今思い出しても恥ずかしい。

そうそう、出てきた料理はステーキにチーズをかけたようなもの。
美味しかったように思います。

まだまだビールは出てきませんが、次回に続きます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1990⑧~注文~

前回の続き。

係「飲み物は何になさいますか?(英語)」
来ました。いよいよ名物のビールが飲めます。
私「ピーヴォ!(チェコ語でビールの意)」
係「当店ではビールは置いておりません(英語)」

ガーン!
楽しみにしてたのに、ビール。

私「じゃあ白ワインで(英語)」
係「かしこまりました」

かなりの高級店のようです。
「ビールなんか置くような店じゃありません」的なニュアンスを感じました。

ワインが来ました。
通路側に座っているボクのグラスにだけワインが注がれます。
噂には聞いていた「テイスティング」です。

今でこそ物怖じせずグルングルン回していますが、
これが初めての体験でした。

私「(一口飲んで)結構です(英語)」

皆にワインがいきわたったところで、いよいよ料理の注文です。
係「これから言いますよ、ペラペラペ~ラペラ・・・・・(英語が早すぎて聞き取れない。所要時間1分)」

私「???...もう一度お願いします(英語)」

係「ペラペラペ~ラペラ・・・・・ミックス・・・(同上)」
聞き取れないながらも、辛うじて「ミックス」と言う単語だけは聞き取れました。

「ミックスっちゅうことは何かわからんけど色々入ってるっちゅう事や。色々入ってるっちゅうことは、食べられるものが何がしか入ってる確率が増えるっちゅうことやな」
てなことを瞬時に考えた私は間髪入れず

私「ミックス!!」
と雄々しく声を張り上げました。

すると
T「ミートゥー」
女子①「ミートゥー」
女子②「ミートゥー」

なんじゃ、そら!

係「OK、次、メインいくよ。ペラペラペ~ラペラ・・・・・(英語が早すぎて聞き取れない。所要時間1分)」
私「もう一度お願いします(英語)」

またかい!

係「ペラペラペ~ラペラ・・・・・ステーキ・・・」
聞き取れないながらも、辛うじて「ステーキ」と言う単語だけは聞き取れました。

「ステーキっちゅうことは何かわからんけど肉やっちゅう事や。肉やったら間違いないやろ。」
てなことを瞬時に考えた私はまたも間髪入れず

私「ステーキ!!」
と猛々しく声を張り上げました。

すると
T「ミートゥー」
女子①「ミートゥー」
女子②「ミートゥー」

係「OK」
帰って行きました。
どっと疲れましたが、何とか注文は完了したようです。
あとは、「ミックス」と「ステーキ」を待つばかりです。
(続く)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

チェコ(スロバキア)旅行記1990⑦~着席~

前回の続き。

夕食をとることにしたのは「金の鹿」というレストラン。
「地球の歩き方」に載っている店の中では、かなり高そうな店です。
プラゴトゥール裏の広場でトラムを降り、
広場方面に歩いていくと、その途中にあるようです。

石畳の道を「金の鹿」を探して歩きます。
さっきまでは宿を確保するのに精一杯で全然気づきませんでしたが、
本当にプラハは美しい街です。
ヨーロッパには美しい街が数多くありますが、
その中でも個人的にはかなり好みの街です。

しばらく歩くと「金の鹿」が見つかりました。
入り口の重そうな扉には金色の鹿のレリーフが。
立派です。
お金、使えそうです。

13goldendeer
お城にあるような通路を抜けるとクロークです。
普通はコートとかを預けるのでしょうが、
われわれば小汚いジャンパーを預けます。
預け賃は2コルナ(18円)。
安いとは言え、預けるだけでお金を取るとは、なかなか期待できます。

階段を下ると、ちょっと広めの洞窟のようなスペースに席が並んでいます。
かなりの高級感です。
客層もこれまでのレストランとは全然違い、皆ジャケットを着てます。
ちょっと尻込みしましたが、荷物を預けた以上、もう後へは引けません。

テーブル係がやって来ました。

係「満席なので相席になりますが、よろしいですか?(英語)」
私「かまいません(英語)」
案内されたのは、日本人女性2人が座る4人テーブル。

「何でわざわざプラハまで来て日本人と・・・」
と、正直思いました。

海外でよくありますよね、
自分が日本人であることは棚に上げて
「あそこは日本人が多くてイヤだ!」
みたいな気持ち。
多分向こうもイヤだったと思います。

とは言えこれも何かの縁。
お互い自己紹介です。

女子「神戸外大でロシア語を専攻してます」
我々「神戸、近いがな!俺ら京都と大阪やで」

女子「ソビエトに比べれば、チェコはサービスいいですよね」
我々「嘘っ、西欧に比べればメチャ悪やけどなぁ」

女子2人とは言え、向こうはかなりの上級者のようです。
我々もそこそこの経験は積んできたつもりでしたが、
くぐってきた修羅場が違うようです。

15分くらいおしゃべりをしたところで、
まだ注文をしていないことに気づきました。

私 「ところで何を注文したんですか?」
女子「私たちもまだ注文してないんです」
私 「エエっ、早よ言いなさい。一緒に頼みましょう」
女子「でもここメニューが無いみたいなんです」
私 「んなアホな、俺にまかせとけ!」

私 「すいませ~ん、メニューください(英語)」
ウェ「ありません(きっぱり)。口で言います(英語)」

本当に無いみたいです。
そんな店あるんでしょうか?

えっ、話長過ぎ?
やっぱり。
続きはまた後日ということで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1990⑥~あと711コルナ~

前回の続き。

宿泊費を払った段階で、残金711コルナ
進捗率で言うと27%。
今後チェコスロバキア国内で使用予定のある費目のうち主なものは
今日の夕食、明日の朝食、昼食、夕食です。
メシばっかりです。

何かお土産を買ってもいいのですが、
土日はほとんど店が開いていないらしいこと、
これから重い荷物を持って1ヶ月旅行すること
を考えると、メシを食いまくるしかなさそうです。

夕食をとるためにホテルを出て、再度中心部を目指します。
幸い雨はやんでいます。
朝食にパンを少しとジュースを飲んで以来
何も食べていないのでお腹はペコペコです。
先ほどの遊園地近くの駅まで来ると、
美味しそうな焼きソーセージが屋台で売っています。

私「行っとく?」
T「行きますか」
私「金はあるしな、へっへっへっ・・・」

お金があるって人を変えます。

私「ソーセージ2本ください!!(ジェスチャー)」

フランクフルト大の立派なソーセージが紙皿に盛られ、
続いて立派な黒パンも乗せられました。
パンはタダで付いるみたいです。
ラッキーです。

屋台の男「ゼクス(6)!」
6コルナっちゅうことは54円

安っ。

これであと705コルナです。

思いついたら、我慢せずに使う!
これまでの旅行で全く出来なかったことです。
たったコレだけのことで、非常に贅沢な気分です。

ただ少々誤算が・・・
これから豪勢な夕食を食べることが義務付けられているにも関わらず、
たった6コルナのソーセージで結構な満腹感・・・

再びトラムに乗り、1コルナ消費。
あと704コルナ(約6,340円)。
いよいよ夕食です。
(続く)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1990⑤~あと970コルナ~

前回の続き。

強制両替と、ちょっとしたチョンボの結果として
1泊2日しか滞在しないのに970コルナという大金(?)を手にしてしまったボク達。

最初は軽く考えてたんです。
日本円にするとたかだか約9,000円。
それまでまわったフランス、イタリア、ドイツでは
ホテル2,000円、昼食500円、夕食2,000円、諸雑費500円
合計1日5,000円で予算を組んでましたから。

1日目の夕食でちょっといいもの食べてビール飲んで3,000円、ホテルで2,000円
2日目は普段食べない朝食を食べて500円、昼食もちょっといいもの食べて2,000円。
ここまでで7,500円。
この他にも、観光費や交通費なんかもかかるし、
「ジャスト!」って感じでしょ?
だから全然平気でした、初めのうちは。

最初にお金を使ったのが駅のインフォメーションで地図を買うとき。
10コルナ(90円)でした。

残り960コルナ

ブダペスト行きの国際列車の切符も買いました。
お代は120コルナ(1,080円)。
8時間前後乗る夜行にしてはバカ安です。
(ちなみに東京~大磯間が1,110円です)
この時点で残り840コルナ

その後プラゴトゥールでホテルを予約。
予約手数料の10コルナ(90円)を支払い、いよいよホテルに向かいます。
残り830コルナ
ここまでが前回までのおさらい。

教えられたトラム(路面電車)の駅らしきところで待ちます。
人っ子一人いません。
開いている店もありません。
どのトラムに乗ればいいかもわかりません。
そもそも切符の買い方もわかりません。

途方にくれました。

すると、向こうからこちらに向かって歩いてくる人影が。
よく見ると日本人のようです。
「助かった」と正直思いました。

私「すいませ~ん、日本人の方ですよね?」
男「???」
私「私は日本人ですが、あなたはどちらの国の方ですか?(英語)」
私「アイムフロムホンコン」

げっ、と一瞬思いましたが、
よく考えるとこんなところで英語が話せる人に会うこと自体がラッキーです。
気を取り直して、

私    「これからホテルシュポルトという所に行くのですが、行き方がわからなくて・・・(英語)」
ホンコン「僕もそのホテルだよ!一緒に行こう(英語)」

旅って本当に素敵ですね。こうやって偶然が重なって、出会いがあって。

ホンコン「僕初めて行くんだ。行き方教えて。(英語)」

えっ? 
行き方知らんの?

がっくりきましたが、仕方ありません。旅は道連れです。
気を取り直して、進まねば。

私    「トラムの切符持って無いんですけど、買い方わかります?(英語)」
ホンコン 「いっぱい持ってるから売ってあげるよ。(英語)」

助かりました。これで無賃乗車だけは避けられそうです。

私    「お幾らですか?(英語)」
ホンコン 「1コルナ

ええっと、1コルナは9円だから1かける9は・・・って9円かい!
電車関係は全体的に安いみたいですね。
これで残り829コルナ

トラムが来ました。
行き先から何から何まで全然わからないので、
とりあえず乗りました。

地図を見ながら現在地を確認しながら進みます。
車窓を楽しむ余裕は全くありません。

10分から15分くらいは乗ったでしょうか。
歩いても行けそうなところまで来たので降りました。

そこは遊園地の最寄駅らしく、多くの家族連れが向こうから歩いてきます。
プラハに来て初めて人が沢山いるのを見た感じです。

地図を頼りに5分ほど歩くとありました、ホテルシュポルト。
何かホテルと言うよりは寮という感じです。
でも清潔そうで安心しました。
ところで気になるお値段は???

118コルナ(約1,060円)。
予想はしてたけど・・・・・安っ。
かなり主要な支出項目である「宿泊費」なんですから
2,000円くらいはしてくれないと困ります。
ここではっきりと「マズイ」と思いました。
強制両替させるような国ですから、再両替なんて出来るはずありません。
出来たら強制両替の意味が無いですから。

使い切れなかったらどうしよう・・・
使い切るまで あと711コルナ(約6,400円)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1990④~ホテル探し~

前回の続き。

プラハ中央駅を出た我々は、唯一の宿泊施設予約窓口であるブラゴトゥールに向かっていました。
時刻は午後4時です。
普通はこんな遅くに宿探しなどしないんですけど、今回ばかりは仕方ありません。

冷たい雨が降っています。
プラハ中央駅の駅前、土曜日の午後、人がいないはずはないとは思いますが、
何故か人影はありません。

09pragotur
10分くらい歩いて、「火薬塔」近くにあるプラゴトゥールに到着しました。
客はおらず、カウンターの向こうにやる気が全く感じられない女性職員が2名。

私「すいませ~ん、今晩の部屋を探してるんですけど(英語)」

反応なし、です。

私「すいませ~ん、今晩の部屋を探してるんですけど(やや大きな声で)」

紅茶を飲んでます。

私「すいませ~ん、今晩の部屋を探してるんですけど(明らかな大声で)」

紅茶を飲むのを止めて、こっちを向きました。

職員 「インサイド オア アウトサイド?」
私  「はっ?」
職員 「インサイド オア アウトサイド?」

どうやら街の中のホテルがいいか、郊外のホテルがいいか聞いているみたいです。
近いほうがエエに決まってますよね。

私  「インサイド プリーズ!」
職員 「ナッシング!」

なんでやねん、無いんやったら最初から言うなや。

私  「じゃあ、アウトサイドで(英語)」
職員 「5時にまた来て(英語)」
私  「ハッ?」
職員 「5時にまた来て(英語)」
私  「ボクラ、ゴジニ、マタ、クル(片言の英語)」
職員 「そう!(英語)」

訳わかりません。
日本やったらキレて外へ出てるところですけど、
ベッドの上で寝たかったらここしか頼るところが無いのでここは我慢です。
待つしかないんです。

「ガチャ」
突然、日本人が入ってきました。
ラッキー、何とかなるかも!

私    「あの~日本人の方ですか(日本語)」
日本人 「ええ」

ヨッシャ!

私    「実はかくかくしかじか困ってまして」
日本人 「大変だね」
私    「ええ・・・(かわいい子犬のように)」
日本人 「ところで強制両替ってした?」

そら強制やからな。

私    「ええ、まぁ」
日本人 「したんだ、幾ら?」
私    「2日しかいないんですけど、とりあえず100DM」

日本人 「100DM!!   死ぬね

私    「えっ」
日本人 「じゃあ、友達来たんで」
私   「ええっ!!」

捨て台詞吐くだけ吐いて行ってしまいました。
やっぱり多かったんかなぁ。
不安がよぎります。

駅で買った地図を見るとところどころにHのマークが。

私「これホテルちゃう?」
T「高そうやけどだめもとで聞いてみるか」

インターホテルという外国人観光客向けの高いホテルでしたが、
お金が余るかもしれない、という予想がボク達の気を大きくしていました。

最初にあたったのはプラゴトゥールのすぐ前にある「ホテルパジーシュ(Pariz)」、堂々の四つ星です。
11hotelpariz

回転ドアをまわしてフロントに行きました。

私    「ツインルームありますか?(英語)」
フロント 「ツーハンドレッドダラー!」

激しく簡単な英語でしたが、桁があんまり違いすぎて全然理解できませんでした。

私    「すいません、もう一回言ってください(英語)」
フロント 「ワンハンドレッドダラーパーパーソン!」

なるほど、一人100ドルか・・・・確かにこのグレードにしては安いかも。

って1万円超えるやん!

今持ってるの9千円やっちゅうねん。
しかもコルナで!
意味無いや~ん。

私 「失礼しました(英語)」

念のため、近くにある他のインターホテルにもあたってみますが、結果は同じでした。

5時になりました。
ずっと座って待っていたTによれば
彼女達、空き部屋情報をゲットした形跡が無いみたいなんです。
基本的に1時間ずっと紅茶を飲んでおしゃべりをしていたそうです。
猛烈に不安になりましたが、約束は約束です。
カウンターに近寄り、今度は最初から大声で話しかけました。

私  「すいませ~ん(英語)」
職員 「地図を貸しなさい(英語)」
私  「ハッ」
職員 「いいから地図を貸しなさい!(英語)」

貸しました。

彼女は地図を広げ、中心部からだいぶ離れたところに丸印をつけました。

職員 「ホテルシュポルト(SPORT)!」
私  「はい」
職員 「そこのトラム乗り場からなんとかかんとか・・・」

行きかたは結局良くわかりませんでした。
でも地図上の場所がわかったので、たどり着けるはずです。

プラゴトゥールを出た我々は、満足感でいっぱいでした。
ついに、ホテルが取れたんです!!


T 「で、幾らするって言ってたっけ?」

私 「アッ・・・」

T 「でも今まで起こってきたことを考えると、高いはず無いやろ」
私 「そやな、でも激安やったら激安で、お金余ってまうよな」

T 「イッ・・・」

ビールはまだ出てきませんが、お後がよろしいようで。
(続く)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1990③~ブダペストまでの切符~

前回の続き。

午後3時半ごろ、列車がプラハ中央駅に到着しました。
雨です。
寒いです。
これからの私たちを暗示している気がしないでもありません。
まず向かったのはインフォメーション。
旅の基本です。

私     「プラハの地図が欲しいんですが(英語)」
インフォメ 「何とかかんとかコルナ(たぶんチェコ語)」

何やタダちゃうんかい、大抵どこの街でもタダやで普通。

私     「もう一回言ってもらえますか?(英語)」
インフォメ 「10コルナ(英語)」
私     「(きゅっ90円、安いがな・・・)もう1枚もらえますか?(英語)」

普通我々は地図を2枚買ったりしません。
ケチケチ旅行ですから。
でも値段を聞いて、思わず贅沢してしまいました。

開いて見ると立派な地図です。
普通のインフォメーションでくれる観光地図とは全然違います。
本格的な「地図」です。90円なら全然安いです。

次に向かったのは切符売り場。
「歩き方」によれば、国際列車の切符は駅では買えないとのことだったので、
とりあえず国境ギリギリまででも買いたいな、と。

トーマスクックの時刻表に印をつけて窓口に並んだのですが、
待っているうちに色気が出てきました。

私 「駅で買われへん切符なんかあるか?」
T 「ダメもとでブダペストまでくれ、って言うてみようや」

私  「すいません、明日のこの電車、ブダペストまで2枚(英語で)」
駅員 「・・・・つばいふんでるとうんとふぃあつぃっひくろーね」
私  「ハッ?」
駅員 「240コルナ(ドイツ語)」
私  「ハイッ!(日本語)」

もらった切符をよく見ましたが、どこをどう見てもブダペスト行きです。
やっぱり買えるやん。
しかも現地通貨(コルナ)で。
エエ加減なこと書きやがって、歩き方の野郎。
で、幾らやったっけ。
1人120コルナちゅうことは、1コルナ9円やから1,080円・・・
って、プラハからブダペストまで8時間くらい乗るのに、1,000円ちょい!!

安すぎ。

ちょっとだけ心配になってきました。

「全部使えるんやろか、あと840コルナ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1990②~強制両替~

前回の続き。

直前に滞在していたウィーンで、チェコスロバキアのビザを取得したボクらは
ウィーンからベルリンに向かう長距離列車に乗り込みました。
目的地のプラハまでは確か6時間以上かかったと記憶しています。
たっぷりある時間を使って、「地球の歩き方~東欧編~」で
チェコスロバキアの予習を始めたところ、こんなことが書いてありました。

①強制両替という制度がある
②国境をまたぐ国際列車の切符も「チェドック」でしか買えない(駅では買えない)
③国際列車の切符は外貨でしか買えない
④土日は飲食店以外の店はほとんど営業していない
んん~、どういうこっちゃ?

①は、滞在1日あたり20米ドル(もしくは30ドイツマルク)相当の外貨を
「両替しなければならない」というもの。
とは言え所詮20ドルです。
当時ヨーロッパを回っているボクの1日の予算が
宿泊代、食事代、全て込みで5,000円でしたから、
1日あたり2,700円程度の金額なんてほうっておいても使ってしまう金額。
な~んだ。
②、③についてはちょっと厄介。
と言うのは、最初考えていた滞在予定はこの日(土曜日)を含めて2日間だけ。
日曜日の夜には夜行(国際列車)でブダペストへ向かいます。
当時チェコスロバキアはユーレイルパス(ヨーロッパ列車乗り放題チケット)が通用しない国だったので、
どこかで切符を買う必要があります。

ここでボクらは考えました。
「ホテルを予約してるわけでもないし、出国日を月曜日にすればエエんちゃうか」
我ながら名案です。
色々なことが一気に解決します。
切符は月曜日に買えばいいし、お店も月曜日には開いています。
また、持っているT/Cの最小単位が100ドイツマルク(約9,000円)だった関係で、
2日居ようが3日居ようが100ドイツマルク強制両替するしかなかったのですが、
これも最小限の両替で済みます。
だいぶ見えてきました。
後は、国境あたりでやってくるであろう入国管理官と

管理官 「滞在予定は何日ですか?」
ボク   「3日です!」
管理官 「では一人60ドルづつお願いします。90マルクでもいいですよ」

てな会話を交わせばいいだけかな、と。


来ました、来ました、入国管理官が。
パスポートを渡すとパラパラとめくりながら、いきなり

管理官 「シックスティデーマルクイーチ(一人60DMづつ払いなさい!)」

???です。
何にも言ってないのに、何で2日分の金額を言うんでしょうか?
訳わかりません。
とは言え、ここで言い争うにはボク達は動揺しすぎていました。
言われるがままに 100DMのT/Cを出し、970コルナ(クローネ)をもらいました。

返してもらったパスポートを見て、すぐわかりました。
ビザに書いてあるんです、滞在日数2日って、はっきりと。
(だってウィーンで申請したときは2日のつもりでしたから)
滞在予定日数が書いてないビザがあったら教えて欲しいくらいです。
だから「しっくすてぃでーまるくいーち」なんです。

と言う訳で、本来5,400円(2日分)でいいところを、
9,000円も両替してしまいました。
大変だぁ~って、所詮2日で9,000円です。
使うでしょ、普通。
ひょっとしたら丁度くらいかもしれません。

問題はどちらかと言うと国際列車の切符です。
とりあえず、ハンガリー国境の駅まで切符を買って
あとは列車の中で何とかしようということになりました。
(続く)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェコ(スロバキア)旅行記1990①~はじめに~

かなり昔のことになってしまいますが、
ボクがビールにのめりこむキッカケになった
1990年のチェコ(スロバキア)旅行記を何回かに分けて
載せてみようかと思います。
飲み会なんかでは何度となく語っているネタなのですが、
一度文章にしてみようかな、と。

かなり冗長なものになってしまう可能性が高いのですが、
個人的な記録ということで、許してください。

さて本文。

前年(1989年)にいわゆるバックパッカーとして
初めて訪れた第一次ヨーロッパ旅行(フランス、イタリア、ドイツ)で
すっかりヨーロッパの魅力に打ちのめされたボクは、
Tという高校の部活仲間と、第二次ヨーロッパ旅行を計画しました。
前回より少し上級者っぽく、オーストリア、チェコスロバキア、ハンガリー、イタリア、
スペイン、イギリスを1ヶ月余りかけて訪問するものです。

1990年のチェコスロバキアは、「ビロード革命」の翌年とは言え、
まだまだ「社会主義の国」と言う印象の国でした。

「拉致されたりせえへんやろか?」
「秘密警察とか、おるんやろ」
「めちゃめちゃサービス悪いらしいで。」

と言った噂が飛び交っていたと記憶しています。

ですからボク達の意識も「チェコスロバキア」に行くというよりは
「社会主義の国」に足を踏み入れるという感じでした。
観光というよりは、冒険に近かったように思います。
(ちょっと大げさですが)

ですから
「美しいプラハの町を見たい」とか
「美味しいビールを飲みたい」とか
「スメタナのモルダウを聞きながら、カレル橋を渡りたい」とか
そんな希望は一切持ってなかったんです、恥ずかしながら。

いきなり長くなってしまいました。
続きは次回ということで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)