チェコ(スロバキア)旅行記1990⑫~今度こそビール?~
⑪の続きです。
チェコ2日目かつ最終日(早っ!)。
この日のテーマは2つ。「現地通貨コルナを使い切ること」「ビールを飲むこと」(しょぼっ!)。
ホテルに荷物を預けた我々はすっかり乗りなれてきたトラムに乗ってプラハ城へ。
1コルナ使い、残金525コルナ。
城内のカフェでハンバーガーとオレンジジュースの朝食をとり16コルナ(約150円)使い、
郵便局で切手2枚と絵葉書を買い13コルナ(120円)使いました。
ウンウン、順調に減ってるぞ。
聖ビート教会、カフカの家がある黄金小路を観光し、
ちょっと喉が渇いたので、近くのレストランに入るとメニューにビールがありました。
午前中からビールを飲むなんて、メチャメチャ贅沢です。
係が来たので、指を2本出し
「ピーヴォ!」と注文しました。
ほどなく2杯のビールが運ばれてきましたが、
見た目は全く日本で飲むビールと変わりません。
ちょっと泡が多いかな?というくらいです。
Tと私はほとんど同時にグラスに口をつけ、
その直後、ほとんど同時に叫びました。
「何コレ!?全然ちゃうやん」
(訳:何ですか、これは!全然違うじゃないですか)
泡が上唇に当たった瞬間から全然違うんです。
粒子が細かいと言うか、まろやかというか。
ベルベットのようなというか、え~と、え~と。
もういいですか?
とにかくそれまで体験したことがない感触でした。
液体部分も飲みました。
「メチャクチャ美味いな」 (訳:とっても美味しいね)
見た目は日本のビールとほとんど変わらないのに、
色んな味がして、炭酸もキツくないので飲みやすくて。
振り返ると私のビール好きはここがスタートです。
今思えば、何の変哲もない観光客向けのレストランでしたが、
ここで飲んだビールの味は、一生忘れないという気がしないでもないような感じがします。
って、どっちやねん!
(訳:どっちなんですか!)
★10
遅ればせながらチェコ滞在2日目にして初めてビールの美味さをしった我々。
あと半日でどれだけ飲めるか・・・
それはそうと、ここで飲んだビールは
1杯12コルナ。何と110円。冗談でしょ。
午前11時時点で残金484コルナ(約4,400円)。 すでにお腹いっぱいです。
どうやって、使いきる、俺!(オダギリジョー風に)
⑬に続きます。
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