チェコ(スロバキア)旅行記1992その5~続・ホテル・ブラチスラバは何処?~
その4の続き。
レンタカーでブラチスラバ市内に入り、ホテルを探すも見つからず日も暮れかけ、途方にも暮れかけていたところで思いついた打開策「駅へ行け!」、までが前回。
そんなこんなで目指したのが「ブラチスラバ中央駅」。
スロバキアの首都ブラチスラバの中央ですから、間違いないでしょ。
K「ホンマに駅に行けば大丈夫なんかなぁ」
現「大丈夫やって、2ヶ月ヨーロッパを列車でまわった俺の経験を信じろ」
駅の近くにきたので、Kを先に降ろして駅のインフォメーションに行ってもらいます。
私は駐車スペースを探してからKの後を追って中央駅を目指します。
向こうからKが歩いてきました。
早速ホテルの場所の書いてある地図でも見つけたのでしょうか。
現「すぐ見つかったやろ、インフォメーション」
K「インフォメーションってなんやねん。そんなんあらへんぞ!」
エライ怒ってます。
ツーリストインフォメーションのない「中央駅」があるでしょうか。
現「わかった、俺が探す」
K「絶対無いって」
現「無いわけ無いやろ」
私が探せば一瞬で見つかるハズでした。
「i」のマークを探すだけですから。
無いんです・・・・
どこを探しても。
そんなアホな、です。
K「ホラな!」
現「・・・」
言ってる場合か!
念のため駅員に聞いてみましたが、わからず。
バス乗り場にいた人の良さそうなおじいさんに「ホテル・ブラチスラバ?」と聞くと、数あるバス乗り場の中から、あるバス乗り場を教えてくれました。
恐らくここからバスに乗れば着くんでしょう。
「ありがとう、やさしいおじいさん。でも俺達車なんだ!」
これが伝えられない。
必死でハンドルを回すジェスチャーで車できていることを伝えようとするK。
ハンドルのジェスチャーを見て、バスに乗れという俺の指示をわかってくれたと喜ぶおじいさん。
とりあえず、バスの列に並び、安心したおじいさんが視界から消えるのを確認してから再始動。
ヨーロッパの5月がいくら日が長いといっても、そろそろ暗くなり始めました。
ほんとにホテルは見つかるのか・・・
続きはその6で。
まだ初日も終わってへんし、ビールも飲んでへんねんけど。
話長すぎ。
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