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ビールの現場から~埼玉県小川町「麦雑穀工房(ざっこくこうぼう)」

埼玉県小川町にある「麦雑穀工房マイクロブルワリー」に行ってきました。
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ここはレストランではありません。
食べられるのは、チーズとピクルス(200円)
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と、ここで焼いている野生酵母パン(これは100円)くらいです。
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見てのとおり、とても小さなお店(カウンター5席くらい)です。
お世辞にも「居心地がいい」「雰囲気がいい」とは言えませんが、
おかげで、ここのブルワリーの代表の馬場さんに
色々興味深い話を聞かせてもらいながらビールを飲む、
という贅沢な体験が出来ました。

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1杯目はレッドエール(5.5%)。
その名のとおり、赤みがかったビールです。
425mlで400円とかなり安めの値段設定、良心的な雰囲気が漂ってます。
非常にオーソドックスな感じの濃色エールですが、
ホップが程よく効いていて美味しいです。
ちなみに雑穀は入っておらず、大麦と小麦麦芽とホップのみだそうです。
★8

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そして最もここのブルワリーらしいビール「雑穀ヴァイツェン(5.2%)」。
馬場さんの解説によると
「大麦麦芽45%、小麦麦芽25%、ライ麦・アワ・キビで30%」とのこと。
とても力強い泡です。
確かにヴァイツェン特有の芳香は少し弱めです。
その代わり、飲むと複雑な味がします。
なかなか面白いビールです。
★7

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そして「高濃度エール(6.2%)」。
これも馬場さん曰く
「IPAを作ろうとしたんだけど、クリアにならなかったので」とのこと。
とは言え、ホップバリバリのエールではなく、いいバランスだと思いました。
確かに野性味あふれる感じはしますね、濁ってると。
★7

ホントはここで終わりなんですが、
お客がたまたま私しかいなかったので、
仕込みたての「ブルーベリーエール」をちょっとだけ飲ませていただきました。
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レッドエールとは違う赤さ、やっぱりブルーベリーですね。
酸味が爽やかです。
ただ馬場さん的には「ホップが少し効きすぎた」とのこと。
言われてみれば、もう少し弱いほうがもっといいかもしれません。

この後も醸造設備を見せてもらったり、色んな話をきかせていただきました。
馬場さん、本当に有難うございました。
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麦雑穀工房(ざっこくこうぼう)マイクロブルワリー
住所:埼玉県小川町大塚1151-1
電話:0493-72-5673

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コメント

横浜在住関西人さん おがわの馬場です。
先日ははるばる、むさくるしい工房においでいただきありがとうございました。
このカテゴリに入れていただけたとは、感激です。
よい宣伝になります。
ありがとうございます。

投稿: Baba | 2005/08/20 09:34

どういたしまして。
横浜からだと少し行きづらいですが、
また機会を見つけてお邪魔したいと思います。

そのときは、よろしくお願いします。

投稿: beer-kichi | 2005/08/20 11:10

麦雑穀工房さん、私も前から気になってたんですよね。。小川はカミさんの実家が秩父という事もあって、年に何度も通るところですし、beer-kichiさんの記事を読んで、是非行ってみようと思っているんですが、カミさんの実家にはなるべく行きたくないので、その葛藤が。。(笑)

投稿: Assy | 2005/08/21 02:51

年に何度も通るんですか、それは羨ましい。
是非、一度行ってみてください。
私もしょっちゅうは無理ですが、また行きたいですね。
ビールの味、全然変わりそうですし・・・

投稿: beer-kichi | 2005/08/21 08:00

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