桶料理 愛媛ビール&ゴルフ旅行記2006冬 その3~ビールの現場から 愛媛県松山市「道後ビール」
その2の続きです。
道後温泉本館を出たのが、午後6時。
温泉の効用か、もうポッカポカです。
道後ビールの現場、「にきたつ庵」の予約が6時半だったので、その前に1杯引っかけるつもりで道後温泉本館のすぐ隣にある「道後麦酒館」に寄る事にしました。
現「二人なんですけど・・・」
店「申しわけありません、満席なんです」
すごい人気です。
場所がエエもんなぁ・・・
松山には3度来てますが、まだここには一度も入ったことがありません。
縁がないんでしょうかねぇ・・・
現「ちょっと早いですけど、『にきたつ庵』行きますか?」
K氏「そうしましょう」
というわけで、商店街から横にそれて歩くこと1~2分。
ついに「現場」到着です。
店内に入るとすぐ靴を脱ぎ、「和」の世界へ。
このしつらえが、ここの「現場」の魅力です。
ドイツっぽいのも、イギリスっぽいのも、ベルギーっぽいのも好きなんですが、この「和」+ビールというのもいいものです。
飲めるビールは坊っちゃん(ケルシュ)、マドンナ(アルト)、漱石(スタウト)の3種類。
ジョッキ(500ml)で840円は少々高いですが・・・
1杯目は坊っちゃん(ケルシュ)。
以前来たときは、ケルシュについて経験が不足していたため「すっきりしたビールやなぁ」くらいの印象でしたが、ケルン帰りの今は違います(笑)
さすが「現場」だけあって、ケルンで飲むケルシュに近いです。
ただし、私の好きな苦みが利いたタイプではありませんが・・・
でも美味い!
★8
話は変わりますが、以前は「掴み所がない」と思ったロコビアの「香りの生」もまた飲みたくなりました。
食事メニュー。
頼んだのは「酒みづき膳 甑(こしき)」2,500円。
他のコースも、もちろん一品料理もあるのですが、このコースをチョイスしたのは「桶料理」がコースに入っているから。
しゃれた料理がちょっとづつ8種類もあって、彩りもきれいなんです。
うちの妻が大好きで・・・
順に紹介します、まずは先付の切干大根。
そしてお造り。
左から鯛、鰤、鮪です。
そしてそして桶料理。
酒の肴にはピッタリやと思いません?!
ビール2杯目はマドンナ(アルト)。
これも本場っぽいアルトです。
ケルシュ同様、苦味がもう少しあれば・・・
★7
漱石(スタウト)に行く前に、日本酒を飲むことにしました。
そもそもは日本酒の蔵元ですから、「現場主義」的には当然です。
しかも桶料理って日本酒にメチャ合いそうなんですもん。
メニュー左上の「仁喜多津 大吟醸」にしました。
いやぁ、美味い!
実に料理によく合います。
そして名物の「じゃこ天」2連発。
美味っ!
熱々なのも素敵ですが、食感が一様でないのもいいですね。
「ざっくり感」「まるごと感」があって。
3種類目、漱石(スタウト)。
色は見てのとおり。
納豆感もなく、正統派な印象のスタウトです。
★8
ジョッキで飲むのはやや興ざめですが・・・
関東ではあまり食べない「太刀魚」のみりん干し。
写真はありませんが、もう1杯マドンナ(アルト)を飲んで、お酒は終了。
結構飲んでいたので、「現場主義」についてKさんに熱く語ってしまいました・・・恥ずかしい。
と言うのも、店の外にかかっていたコレ↓に触発されまして・・・
「Enjoy our local sake and beer in the hot spring town Dogo.」と書いてあります。
メッセージと言うほどのものではない、非常にシンプルな言葉ですが、グッときました。
8時過ぎに、コースに付いていた「ご飯」で締めました。
行ったから言うわけじゃないですが、「道後ビール」の美味しさはここでしか味わえないものです。
温泉よし、料理よし、雰囲気よし、そしてビールよし。
素敵な「現場」です。
また行ってみたい度はもちろん★5(5段階)。
その4に続きます。
「にきたつ庵」
住所:松山市道後喜多町3-18
電話:089-924-6617
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コメント
そうそう、こっちでは「てんぷら」って言うんですよね。
高松の駅のホームで「てんぷら」が売られていて、
不思議がっていて覗いたら、納得しました。
揚げたてがおいしいんですよね~。
投稿: wawawa | 2006/12/23 22:16
wawawa様
いやぁ、この後も「てんぷら」いっぱい食べましたけど、どれもこれも美味しかったです。
投稿: beer-kichi | 2006/12/24 07:53