新規174ヶ所目! 鹿児島ビール旅行記2007冬 その5~ビールの現場から 鹿児島県いちき串木野市「伝兵衛ビール」
その4の続き。
城山の「現場」のあと、天文館近くのホテルにチェックインし休憩した後、鹿児島中央駅へ。
駅隣接のSC、「アミュプラザ鹿児島」。
写真には写ってませんが、ビルインの観覧車がランドマークになっています。
昔の「西鹿児島駅」は、見る影もありません。
16時52分発串木野行きの鹿児島本線に乗って、市来までは30分と少し。
駅から伸びる道。
この道をズンズン歩くと、幹線道路にぶつかるので、右。
さらにズンズン歩くと、到着です。
「伝兵衛蔵」、174ヶ所目の「現場」です。
赤いボトルが印象的な焼酎「海童」を造っている「濱田酒造」の蔵のひとつで、ここで「伝兵衛ビール」も造っているそうです。
夕方なのですでに閉館してしまっていましたが、とても立派な蔵です。
もっと早く来て、見学しとけば良かった・・・
静かな敷地内で、唯一灯りがともっているのがココ。
「伝兵衛酒場」です。
店内は「焼酎」「蔵元」「酒場」と言ったキーワードから想像するより、全然モダン。
高い天井に、コンクリートむき出しの壁。
その壁には大きなテレビが掛けられています。
食事のメニュー。
和風のようで、洋風なようで・・・微妙ですね。
ビールメニュー。
なっ、何ぃ!1種類ぃぃ?
ってちょっと大げさに驚いてみましたが、事前の調べでそれぐらいはわかってました。
知らずにビールだけを目的に来ると、ちょっと凹むかもしれませんね。
伝兵衛ビール、ケルシュタイプ(360ml、400円)。
見た目はいいですねぇ。
飲むとガスが強め、舌にピリリときます。
ケルシュですから、あまり苦味は感じません。
★6
ケルシュには、辛くなっちゃうんですよね、何故か。
まぁ、冷奴でも食べますか。
1種類しかないビールを飲んでしまったので、豊富に揃う焼酎にスイッチ。
「伝」。
昔ながらの黄麹仕込みです。
フルーティな感じがします。
つまみは首折れ鯖の刺身。
屋久島で取れるゴマサバを「首折れ鯖」と言うそうです。
美味っ!
焼酎2杯目。
「宇吉」。
今度は黒麹。
やっぱり黒麹が一番好きやなぁ・・・
「次は何にしようか?」と思案していたところ、お店の人に話しかけられました。
店「どちらからこられたんですか?」
現「横浜です」
店「まあ、遠いところから・・・もう一杯いかがですか?」
現「エエ、いただこうと思ってるんですが、どれがエエやろうか悩んでしまって」
店「じゃ、試飲してみますか?」
現「いいんですか?」
で、適当に見繕って持ってきてもらいました。
試飲にしては、多くないですか?
試飲しながら豚の角煮をいただきました。
鹿児島の人は、何だか暖かいですねぇ。
いくら試飲で酔っ払ったからといって、そこで帰れるほど神経が太くないので・・・
試飲した中で一番気に入った「薩摩富士復刻版」。
黒麹で昔ながらの甕仕込み。
ワイルドな美味しさです。
そして、京セラの稲盛会長がお気に入りらしい「兼重」。
パンチ力はやや欠けますが、バランスがいい感じです。
さすが稲盛会長!
いやぁ、満足満足。
ビールの現場としてだけみると、また行ってみたい度は★2といったところですが、焼酎も考慮すると★4にはなりますね。
また行きたいっす。
行きと同じ道を、てくてく歩いて市来駅へ。
鹿児島ビール(焼酎)旅行、1日目終了です。
その6に続きます。
「伝兵衛酒場」
住所:鹿児島県いちき串木野市市来町3030
電話:0996-36-3131
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