ヘタレ ミュンヘン旅行記1989②~ホフブロイハウス~
何ともしょぼい1日目が過ぎ、ミュンヘン2日目。
この日の夕食は一味違います。
スーパーでなく、ホフブロイハウスに行きましたから。
人生変わるかも・・・です。
ホフブロイハウスを発見したのは、めいめい個人行動中のこと。
市内をふらふら歩き回っていた私が、偶然発見しました。
「あんな有名な店、偶然発見は無いやろ」というツッコミはごもっともですが、当時の我々の唯一の情報源「地球の歩き方(ヨーロッパ)」には、ホフブロイハウス載ってなかったんですよね。
ホフブロイハウスの佇まいは、素人の私でもわかるくらい「只者ではない」オーラを発していました。
入り口から中を覗くと、体育館のような広大な空間が広がっています。
ソーセージのCMなんかで目にしていた光景そのままの世界。
「ここでビール飲まんと!」
ホテルに帰り、「本日の夕食どこにするか会議」で他のメンバーに提案し、了承されました。
夕刻。
4人で到着し、入り口を入ったところで圧倒されました。
先ほど見たときにはガラガラだった体育館ほどの広いフロアが、人、人、人で埋め尽くされています。
皆が持ってるのは、巨大なジョッキ。
奥のほうは、遠過ぎて霞んでいます。
ただ、夕食どきにも関わらず、あまり食事をしてる人がいません。
つまみは? 飲むだけ? アツアツのソーセージ食べたいんやけど。
満席で座るところもありません。
フラフラと空席を求め歩き回りましたが、駄目。
さほどビール好きでなかった上に、引っ込み思案だった我々は、「体育館」で飲むことを諦めました。
今思うと、早すぎますが・・・
一旦店の外に出て「凄かったなぁ」「どないしよう・・・」などと話しているうちに、2階にもレストランがあることを発見。
同じホフブロイの経営らしく、1階と同じビールが飲めるのはもちろん、ゆっくり食事ができそうな雰囲気だったことが大きく、ここで食事することに決定。
少々「醍醐味」には欠けましたが、当時の我々のレベルには丁度いい感じの店でした。
この日はミュンヘンの夜らしく、ビールを飲み、ドイツ料理を堪能しました。
当時の日記には「腹一杯食べ、腹一杯飲む。満足、満足。」とあります。
こんなことで満足していたとは・・・
まだまだオコチャマですな。
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